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トリノ ルーチェ・ド・アルティスタについてのインタビュー




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Mr. Fiorenzo Alfieri (City Deputy for Culture )
ルーチェ・ド・アルティスタの発起人であり、実現のために尽力。このイベントのbrain-fatherと言われている。









the Lord Mayor of Torino Mr. Sergio Chiamparino
イタリア、トリノ市では「torino arte contemporanea」というアートイベントを定期的に開催している。
そのなかのハイライトは、毎年の年末から年始にかけて行われる「luci dユ artista」。
イベントをプロデュースしているツリスモ・トリノ社のOikonomidouさんに、お話を伺いしました。

アフロディーテ・オイコノミドウ氏(Afrodite Oikonomidou)
ツリスモ・トリノ(TurismoTorino)「トリノ旅行社」所属





Q0:
イベントの期間中、どれくらいがイベントを見に来るのですか?
A0:
ルーチェ・ド・アルティスタは街の中心部20kmにわたってインスタレーションを置く、野外の光のイベントです。期間は10月末から1月末までの3〜4ヶ月。インスタレーションを見た人の正確な数は把握できません(入り口もチケットも何もないのです)。地元からも外国からも多くの人が訪れ興味を持ってくれているのは確かです。





Q1:
イベントに来る人の数は変化していますか?
A1:
ルーチェ・ド・アルティスタを知る人、来る人は確かに増えています。初年である1998年は、ピエドモント地方のイベントとして知られていることがほとんどでした。数年間かけてイベントは成長し、国際的に有名な作家も加わり、市の国内外へのプロモーションも良くなってきました。その結果、ルーチェ・ド・アルティスタはこの町の文化イベントのハイライトとなったのです。

訪問者の人数は正確に分かりませんが、その代わりはっきりした成果は国内外の報道に現れました。前回、150のジャーナリストがトリノを訪れ(半数は海外から)、論評記事を含む185件300ページの記事を書いてくれました。これこそポジティブな、また励まされる成果だと考えています。





Q2:
イベントの費用は、どれくらいですか?
A2:
今年の全オペレーションのコストは150万ユーロ(2億100万円)[※1]と見ています。この予算額に入っているのは、アーティストへの謝礼、インフラの作業、作品制作と公共空間への設置費用、プロモーションと宣伝キャンペーンです。プロジェクトを実現するための技術的な部分は、テアトロ・レジオ・ディ・トリノ(Turinのオペラ劇場の専門スタッフで、洗練度・技術ともに高いレベルのパフォーマンスやイベントのセッティング経験を持っています)にまかせました。テアトロ・レジオ(オペラ劇場財団)とのコラボレーションの他には、インスタレーションを実施するために寄付をしてくれた、公的私的研究所のグループからの貴重なサポートがありました。CRT財団、サンパウロ合資会社(トリノに基盤をもつ二つの銀行)、AEM(電力会社)、イタリガス(天然ガス協会)、商工会議所などです。





Q3:
イベントの開始時から予算の変化はありましたか? 増減、初年度の予算などを教えて下さい。
A3:
予算は年によって違います。新しい制作ピースの数、プロダクションの技術的な難しさ、古い作品の維持と修繕の必要性などによります。今年は、いまのところ、新しい作品は一つ(ジェニー・ホルツァーのです)だけですが、古いものの多くは修繕もしくは全面的な作り直しが必要でした。また、何年もの間には、多くの作品は同じ処に置きっぱなしではなく、他の道や広場へ場所を移します。それが制作コストに影響を与えるもうひとつの要素となるわけです。
 ともあれ、初回の1998年は財政面でもっともやっかいな年でした。20億リラ(1億4千万円)[※2]という大変な費用をかけて、一度に16のインスタレーションが作られたからです。





Q4:
プロモーションのやりかたは? 新聞や雑誌やテレビなどを広告に使いましたか。
A4:
主にプレスオフィスを通じてプロモーションをしました。情報から問題となり得る部分を除き、地方や国際ジャーナリストと接触する、特別な報道オフィスがあります。一般的なプロモーションキャンペーンとしては、新聞・雑誌・旅行ブックへ広告を出しました。テレビ広告も含みますが、テレビやラジオでは、このイベントのためのスペシャルがあります。トリノを訪れ、インスタレーションに魅力を感じたさまざまなジャーナリストによるものです。





Q5:
ホームページに7回目とありますが、毎年開いているのですか?
A5:
今年は7回目、98年から毎年開いています。





Q6:
このイベントは、今回からシッタ・デラ・ルーチェという国際ネットワークと連携するそうですが、それについてどう思っていますか。
A6:
国際ネットワークそのものの詳細は、www.luciassociation.orgを見て下さい。世界中の30の都市が参加しています。当イベントがこのネットワークの一部となるのは、建設的な、役に立つ経験です。何よりまず、光芸術の分野での私たちの活動を国際的にプロモーションする良い機会となります。ルーチェ・ド・アルティスタのためのショーケースとなる以外に、このネットワークは、同じ分野で動いている他の都市と、経験や実際的な知識を交換する機会となります。トリノはこの組織の中で重要な役割をもっています。他のメンバーとの作品の交換は、すでに始まっています。今年は3作品でしたが、来年はもっとたくさん作品交換をするでしょう。





Q7:
アーティストと地元住民とのコラボレーションは?
A7:
参加アーティストは批評委員から招聘されています。批評委員会はカステロ・ディ・リヴォリ美術館のディレクター、Turin現代芸術ギャラリーのディレクターを委員長とし、芸術批評を行っています。アーティスト達はTurinを訪れ、実際に都市の特徴を学び、自分たちのインスピレーションに従って作品とその置き場所を提案します。
 今のところ住民からの直接参加の申し出はありませんが、アーティスト達はいつも、選んだ地域の特徴や生活様式を考慮に入れています。





Q8:
イベントに来る人はどこから?
A8:
イタリア国内や、国外からは主にヨーロッパ、特にフランス、ドイツ、UKから来られます。。





Q9:
光のイベントの難しさは?
A9:
芸術家たちの注文はとても複雑で、彼らは特別な準備と入り組んだ技術装備を要求します。例えば、設置のための巨大なクレーン、制作のためのデリケートな材料、ポジショニングのための複雑な計算、歴史的に保護されているモニュメントやエリアを占めるためのburocratic な認可など。全作品が野外に置かれ、時には非常に大きな表面積を持つということは、少なからぬ問題を引き起こします。これらのインスタレーションがみな、周囲の建造物を尊重しなければならないということもお忘れ無きよう。モニュメントや広場のファサードを台無しにしてはいけない、ということはつまり、インスタレーションが周囲を侵さないようなデザインにもっていかなければならない、ということなのです。
 最も難しいインスタレーションの一つは、ボドーニ広場に置かれた、ベルギーの芸術家、ファン・ヴェルクリュッシュの作品「光の泉」でした。蛇の形の水タンク(長さ200m、高さ1m)を広場に造り、お湯を入れます。赤い光と霧製造器が、広場全体に赤い霧を発声させ、暗示的な効果をもたらします。地元の人はこれを、ダンテの神曲からとって「地獄の炎」と呼んでいます。
 印象的な作品をもうひとつ。これは地元の人が全作品中、一番気に入ってくれたようです。ヴァージン・マリーのカプチー二教会の周りに置かれたレベッカ・ホーンの「小さな青い魂」という作品です。たくさんの青いネオンの輪が、聖母をとりかこむ聖なる光輪のように、教会を取り囲みます。技術チーフは、教会が暗闇に浮かび上がって見えるよう、このonericな雰囲気をうまく創り出すべく、特別な青色と専用の光のスポットを研究しなければなりませんでした。
 ルイージ・マノルフィスの作品も、技術的な問題を生みました。これは一連の閃光がフェアリー・テール(妖精物語)を成し、人々が道を歩きながら読めるようになっています。閃光を成り立たせる光のどんな小さな色合いも、冷たい天候にさらされ吹き飛ばされてしましまいます。そうなっては、人々はフレーズの全体を読めず、物語の筋書きを辿れなくなります。今年は、インスタレーションを完全に建て直しました。新しい光の球が低いteparatureを支え、歩道に沿って置くことで誰もが渋滞を引き起こさずに物語を読めるようにしたのです。





Q10:
トリノのイベントの他と違うところは?
A10:
ルーチェ・ド・アルティスタは、野外での巨大な現代芸術の展示を実現しています。都市の遺跡やその都市特有の性質を考慮に入れて発想し創られた、芸術作品のための特定の用地を使っています。芸術家とその作品は、クリスマス装飾の光のコンセプトを超えています。彼らは、博物館のお客さんだけでなく、広く公衆の目に触れ賞賛されうる、本物の光の彫刻を創ったのです。





皆様がトリノの光の芸術を見に来て下さいますことを願っております。
Torino Arte Contemporanea
http://www.torinoartecontemporanea.it





※1:
1ユーロ=134円で換算
※2:
1リラ=0.7円で換算
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